コラム

足場階段の設置基準とは?

足場階段の設置基準は、労働安全規則で定められています。
工事中は作業内容や進捗に気を取られがちですが、足場階段についても安全性を確保しておくことが大切です。
今回は、足場階段の設置基準について紹介します。
▼足場階段の設置基準
■高さや深さ
作業現場の高さや深さが1.5mを超える場所では、安全に昇降するための足場階段を設置することが法律により定められています。
また、墜落の危険がある箇所には、高さ85cm以上の丈夫な手すりを設けなければなりません。
■勾配・踏面・蹴上げ高さ
勾配が15度を超える場合は、踏面・その他の箇所に滑り止めを設ける必要があります。
また踏面の幅は20cm以上、蹴上げ高さは30cm以下にしなければなりません。
■丈夫な構造
作業員の安全を守るために、足場階段は丈夫な構造でなければなりません。
屋外で使用する場合は、風雨や紫外線の影響を受けにくいステンレス鋼や亜鉛メッキ鋼のものが推奨されています。
また使用する人数や運搬する荷物の重量に応じて、十分な耐荷重の確保も必要です。
■踊り場
高さが4mを超える建物を作業する際は、4mごとに踊り場を設置する必要があります。
踊り場も足場階段と同様に、頑丈な構造であることが大切です。
▼まとめ
足場階段の設置基準として、高さや深さ・勾配・踏面・蹴上げ高さ・丈夫な構造・踊り場などが定められています。
作業の安全性や効率に影響を与える部分のため、使用する現場や作業内容に適切なものが選択されます。
『有限会社斐山建設』はマンションやビル・工場など、さまざまな現場でとび工事全般を行っています。
長年の経験と確かな技術を活かし、安全第一で高品質な施工を行いますので、千葉県で各種工事をお考えの際はご相談ください。

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