機械据付工事は、製造や物流などの現場で新しい設備を導入する際に欠かせない作業です。
作業の安全性や効率に影響を左右する重要な工事なため、どのような流れで行われるか把握しておきましょう。
ここでは、据付工事の一連の流れを紹介します。
▼機械据付工事の流れ
①現地調査
設置場所の広さ・高さ・搬入経路・床の強度・天井の構造・電源の位置など、多岐にわたる項目を確認します。
搬入時にトラブルが起きないよう、障害物の有無や通行可能なルートを事前に把握しておくことも欠かせません。
②基礎工事
設置する機械の重量やサイズや設置場所の地盤状況などに応じて、最適な仕様を選ぶことが大切です。
コンクリート打設の際には水平を正確に出し、乾燥・養生期間を適切にとることで強度を確保します。
③機械搬入・調整
機械本体の搬入は、クレーンやフォークリフトなどの機材を使用する場合が多く、安全な手順と正確な動きが求められます。
所定の位置まで機械を移動させた後、アンカーボルトで固定し、水平調整などの細かな調整作業が必要です。
また、外部ユニットや配線の接続なども同時に行い、機械全体としての完成度を高めていきます。
④動作確認
動作の異常・操作上の問題・電気系統や制御部分の接続など、細かくチェックする段階です。
空運転での確認に加え、実際に動作をさせて稼働状況を確認し、問題がなければ完了です。
▼まとめ
基本的に機械据付工事は、現地調査での確認・基礎の整備・搬入と設置・動作確認の流れで行われます。
安全性や効率性を高めるためには、各段階での適切な判断や、細部にまで気を配ることが重要です。
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